乃木坂の新国立美術館で開催中の「マティス 自由なフォルム」展に行ってきました。
公式サイトの紹介はこんな感じです。
20世紀最大の巨匠の一人アンリ・マティス(1869-1954)。自然に忠実な色彩から解放された大胆な表現が特徴のフォーヴィスムの中心人物としてパリで頭角を現します。後半生の大半を過ごすこととなるニースではアトリエで様々なモデルやオブジェを精力的に描く一方で、マティスは色が塗られた紙をハサミで切り取り、それを紙に貼り付ける技法「切り紙絵」に取り組みます。
本展はフランスのニース市マティス美術館の所蔵作品を中心に、切り紙絵に焦点を当てながら、絵画、彫刻、版画、テキスタイル等の作品や資料、約150点を紹介するものです。なかでも切り紙絵の代表的作例である《ブルー・ヌードⅣ》が出品されるほか、大作《花と果実》は本展のためにフランスでの修復を経て日本初公開される必見の作品です。
本展ではさらに、マティスが最晩年にその建設に取り組んだ、芸術家人生の集大成ともいえるヴァンスのロザリオ礼拝堂にも着目し、建築から室内装飾、祭服に至るまで、マティスの至高の芸術を紹介いたします。
そこそこ混雑だが並ばず入場
2月23日(金)は3連休初日ということでまあまあ人はいました。ただ同じ国立新美術館で開催されたテート美術館展ほどではなく、待ち時間なしで入場できました。前回国立新美術館に行った時はこんな感じ↓
美術館ってデートスポットとして面白くて、熟年のカップルだけじゃなくて大学生同士だったり、何か女性同士できてる人がいたりといろんな構成の人がいるんですよね。ものすごい偏見なんですけど、若いカップルが美術館に来てるのを見ると「すげえ…意識高いなあ…」と思ってしまいます。
切り絵絵の迫力
展示前半は撮影不可だったのですが、後半部分でマティスの「切り絵絵」、およびヴァンスのロザリオ礼拝堂制作に係る箇所は撮影OKだったのでパシャリ。
特に今回の目玉である「花と果実」は圧巻のデカさでした(410×870㎝)。
また展示の最後には最晩年のマティスが心血を注いだヴァンスのロザリオ礼拝堂に焦点を当てた構成となっており、礼拝堂を体感できるスペースで彼の芸術の集大成を堪能できました。
お土産でクリアファイル買っちゃった。可愛い。